「仕方ない」「簡単に縛れる」で急増した身体拘束/マグネット式拘束具の闇を解説/拘束2000日の患者も/佐藤光展のメンタルヘルスあれこれ
今も高止まりが続く精神科の身体拘束数。劣悪な精神病院では患者への2000日を超える拘束が実際に行われており、2023年に看護師らが逮捕された東京都八王子市の滝山病院では極めて不適切な身体拘束が発覚しました。読売新聞の医療記者時代に身体拘束急増をスクープした佐藤が、身体拘束急増の一因となったマグネット式拘束具について解説します。
「なぜ、日本の精神医療は暴走するのか」(講談社)
「心の病気はどう治す?」(講談社現代新書)
撮影・佐藤光展