つらい思いを記す掲示板「宛名の無い手紙」に3万件の投稿/うち7割は子どもから/国際ビフレンダーズ東京自殺防止センターが10月末までクラウドファンディング実施/佐藤光展のメンタルヘルスあれこれ
夜間の電話相談に取り組んでいる認定NPO法人国際ビフレンダーズ東京自殺防止センターが、2024年3月に開設した掲示板「宛名の無い手紙」に、1年余りで3万件もの投稿が寄せられています。このうち7割(約2万件)が小学生を含む10代の子どもからの投稿でした。
2024年、自ら命を絶った子どもの数は過去最多(529人)となりました。リプライ機能をあえて外したこの掲示板の人気は、対策の手がかりを教えてくれます。
同センターでは2025年10月末まで、体制整備(掲示板の充実や子ども・若者専用電話の開設など)に充てるためのクラウドファンディングを行っています。ご協力ください。
https://camp-fire.jp/projects/849661/view
「宛名の無い手紙」はだれでも投稿でき、だれでも読むことができます。
https://www.befrienders-jpn.org/tegami
2025年夏、同センターの理事長に就任した精神科医・大野裕さんにインタビューしました。
撮影・佐藤光展