もはや薬だけでは対処できない/高まる認知行動療法の価値/45歳までに86%が精神疾患に/多くが青年期までに発症/メンタルヘルスあれこれ

ニュージーランドで40年以上かけて行われた研究(ダニーデン出生コホート研究)で、精神疾患は人間のほぼ全員が罹患する病気であることが分かりました。45歳までに研究参加者(約1000人)の86%が精神疾患を経験していたのです。その多くが青年期までに初めて発症し、複数回の精神疾患を経験することが多いことも分かりました。

薬物療法に頼り切った精神医療には限界があります。認知行動療法の考え方など、心の免疫力を高める知識を若い時から身に着けることが求められています。認知行動療法の世界的第一人者であり、精神科医の大野裕さんに話を聞きました。

撮影・佐藤光展

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