四国・松山遠征第2弾でますます交流深まる/新作寸劇「お遍路くーちゃんの同行二人」が大人気

文化庁の「障害者等による文化芸術活動推進事業」助成の一環として、OUTBACKプロジェクトは2月11日と12日、2回目の四国・松山遠征を行いました。OUTBACKアクターズスクールのスクール生8人が参加し、表現活動に関心のある松山の精神疾患当事者たちと演劇ワークショップなどで交流を深めました。

松山との交流は、2023年9月にシアターねこで開催した「旅する👣OUTBACK」松山公演(YouTubeに動画あり)から続いています。2024年5月には松山の精神疾患当事者たちが横浜を訪れ(YouTubeに動画あり)、今回の松山遠征で3回目の交流となります。

今回の2日間のワークショップには、松山の福祉事業所「風のねこ」「きらりの森」「地域活動支援センターステップ」の利用者、スタッフら延べ約30人が参加しました。それぞれの活動紹介から始まり、名前を覚えるゲームや互いの共通点探しのゲームをするなど、内容の濃い時間を過ごすことができました。

OUTBACKのスクール生たちは、この日のために用意した新作寸劇「お遍路くーちゃんの同行二人〜幸せの連鎖反応」を上演しました。1期生のくーちゃんがお遍路さんになり、同じく1期生のマルティネスが弘法大師空海を熱演。スケバンあられちゃんや、定食屋のゆゆ&くにくく夫妻などが脇を固め、笑いあり、涙ありの展開に会場は大いに盛り上がりました。

参加者たちは体を使ったゲームなども楽しみ、最後には参加者全員で楽しい劇をつくることができました。精神疾患を持つ当事者たちの共感力が安心感のある空間を創り出し、互いに刺激し合って活気溢れる時間になりました。ワークショップが終わった後も交流は夜まで続き、このつながりをどんな形で発展させていこうか、夢がどんどん膨らむ楽しい時間になりました。

 ワークショップの様子を写真で紹介します。新作寸劇「お遍路くーちゃんの同行二人〜幸せの連鎖反応」の動画は後日、YouTubeにアップしますのでお楽しみに。

撮影・佐藤光展

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