俳優の加藤啓さんも参加/OUTBACK第2回レッスン/「心動かされた瞬間」など演じる

KP発信力向上プロジェクトの要となるOUTBACKアクターズスクール。その第2回レッスンを、横浜市神奈川区の反町地域ケアプラザで5月29日に行いました。今回から俳優の加藤啓さんも講師に加わり、さらに活気溢れる時間になりました。

はじめのワークは、私、中村マミコ校長が担当して「気分調べ」をしました。自助グループなどでもよく使う技法で、今日その場に集まった人たちがどんなコンディションで参加しているかを確認します。演劇をする上で、俳優同士が互いのコンディションを知るのはとても大事なことです。相手の状態によって自分がどうあるべきか、どう演じるか、頭と体を使って考え、反応していかなければなりません。そのためにも、レッスンのはじめにそれぞれが正直に、自分の今のコンディションについて語り、それぞれの言葉に耳を傾けていきます。

そのあと簡単に体をほぐし、俳優の前原麻希さんの指導でウォーミングアップのためのゲームを2つやりました。1つ目は、「name with action」。自分の名前(ニックネーム)をみんなの前で紹介する時に、アクション(動作、振り)をつけます。縮こまった動作をする人は一人もおらず、みんな大胆でユーモアのあるアクションをしていたのが印象的でした。

2つ目のゲームは、「ジップ、ザップ」。サークルを作って並び、隣の人に拍手をまわします。左まわりの時は「ジップ」、右まわりの時は「ザップ」という掛け声をつけてまわすゲームです。途中で突然拍手のまわる方向が変わるのでみんな混乱します。このゲームでは、その混乱に瞬時に対応できるかが試されます。しかし同時に、混乱をいかに楽しめるかが試されるゲームでもあります。みんな必死になりながらも、お互いの失敗を笑い合っていました。

後半の講習は加藤さんが担当。主に自分自身について語り、伝えるワークを行いました。はじめは自分の好きなものや、好きなことをジェスチャーでやってみて、それが何なのかを当てっこしました。当たり前ですが、自分の好きなもの、好きなことは人それぞれです。参加者の中にも、絵を描くことが好きな人や、コーヒーを淹れる時間を好む人など、いろいろいました。自分が好きで大切にしていることを、とても丁寧な動作で再現しようとする姿が印象的でした。

最後のワークは、「自分の心が動かされた瞬間」について各自1分で語り、その後、それを動作で再現してみるというものでした。「鬱々としていた気持ちが、恋人と手をつなぎながら花火を見て一気に晴れたこと」「自分の病気の体験を小学校で緊張しながら話した時、子どもたちがかけてくれた温かい言葉で不安が吹き飛んだこと」「ジャマイカの滝壺で、色々な国の人たちと無邪気に戯れた時に感じた開放感」など、実に様々な「瞬間」が出てきました。どれもほんの一瞬の出来事ですが、その人の生き方や価値観が伝わってくるものばかりでした。

今回は、参加メンバーの個性や、これまで生きてきた道のりが垣間見えるような時間となりました。このメンバーで作る演劇作品がますます楽しみになりました。次回は6月20日に開催します。

新しい講師・加藤啓さん
 目を輝かせながら「心が動かされた瞬間」を語るワヨ
「心が動かされた瞬間」を思い出しながら丁寧に語るユッキー
ジャマイカの滝壺に飛び込む瞬間を演じるタク
楽しい思い出を振り返りながらピースするモモ
スマホで動画配信する様子を演じるパンケ

撮影・佐藤光展

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