30年超のひきこもりと不安障害を乗り越えて/舞台に立った新ちゃんの再生/佐藤副校長がインタビュー

大量投薬一辺倒の不適切な精神医療によって心身を乱され、中学生の時から30年超のひきこもり生活に陥った新ちゃん。意に反する強制入院も経験したことで、人や社会に強い恐怖心を抱くようになり、不安障害を発症してしまいました。

しかし、2022年初めからOUTBACKアクターズスクールに参加したことで、新ちゃんは生まれ変わりました。同じころ、信頼できる精神科医に出会えたことも回復の助けとなりました。

新ちゃんは、各地で披露している寸劇「おかしな診察室」で、自身の体験をもとに、なんでもかんでも「統合失調症」にする元主治医の姿をコミカルに演じています。11月3日の第2回公演では、親切だけどちょっとピンボケな精神科医を演じて観客を沸かせました。

福祉施設支援員の顔も持つ佐藤光展副校長は、2021年始めに偶然、新ちゃんの担当になり、週に一度、彼の家を訪問し始めました。毎回2時間、3時間と世間話を繰り返すうちに、「石橋を叩いても渡らない」と自ら口にするくらい慎重だった新ちゃんは変わっていきました。そして1年後、2期生としてOUTBACKに参加したのです。

目標とした晴れ舞台を経験した今、新ちゃんはどう思うのか。12月2日、佐藤副校長がKP神奈川精神医療人権センターの事務所でインタビューしました。

佐藤副校長が新ちゃん(大川真一さんの仮名で登場)のことを書いた記事(医療経営者向け月刊誌「集中」2022年2月号)はこちら

動画は下の画像をクリック↓

(撮影・佐藤光展)

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